夜明けのうた不許可*韓国「地球村まつり」

 【ソウル・共同】韓国の文化観光省は十五日、東京都とソウルの友好都市提携十周年を記念して二十五日にソウルで開かれる「地球村まつり」で、在日韓国人歌手の田月仙さんが日本語で歌いたいとしていた「夜明けのうた」が大衆歌謡であるために不適切と判断、不許可にすることを明らかにした。

 金大中大統領の訪日で日本の大衆文化の段階的な開放の方針が示されたが、同省は「現段階では具体的なスケジュールなども決まっておらず、まだ大衆歌謡の公演は認められない」と言っている。

 日本語の歌などの公演の審査をする公演倫理委員会によると、田さんの公演に関しては、ソウル市が「歌曲」三曲を歌うと申請してきたため、これを了承した。韓国ではこれまでも「童謡」や「民謡」「歌曲」などは日本語でも公演を許可している。しかし、日本の報道などで、田さんが歌おうとしているのが「夜明けのうた」で、歌曲でないことが分かり、三曲のうち「赤とんぼ」と「浜千鳥」はよいが、「夜明けのうた」は不適切と判断したという。

 文化観光省では、同委員会の判断を受け、ソウル市に対して「夜明けのうた」を外すように通告することを決めた。